鈴鹿・ブナ清水からハライド新道を歩く2010年12月12日

 12/11-12/12と山岳会の忘年会&山行。場所は朝明山荘。メンバーが知己を頼りに貸してもらった別荘だ。朝明の駐車場の近くにあり登山の拠点にも便利。
 12/11はKの自宅で合流。5名で別荘へ行く。各地から集まったメンバーでまづはブナ清水へハイキング。登山道は昨年よりもぐんと整備が進められて歩き易く分かり易くなった。9時半出発、ブナ清水へは11時半着。美味しいミネラル水を汲んで飲む。
 軽食後、買い物班3名は下山して残り4人はハイキング続行。青岳に登る踏み跡を歩く。冬木立は殺風景だが見通しはいい。うそ寒い季節風が吹くのでかなり寒い。雪も少し残る。
 右青岳左腰越峠の分岐を左折。急峻な尾根を下る。再び右三岳寺跡、藤内小屋と直進腰越峠の分岐で直進。傾斜は益々急になる。峠に大勢の人らが休んでいるのが見えた。峠で挨拶を交わすと知己が居た。鈴鹿市のK・Kさんで2005年山の本に執筆協力してもらった。山想山歩の集いのパーティで今日は忘年山行とか。
 目指すハライドはすぐでブナ清水から1時間10分だった。寒いのですぐ下山するが朝明に下る新道があると分かった。すると2008年の豪雨で腰越谷は通行困難と聞いていたから新道を開削したものと直感。新道を下山した。中々に眺めはいい。常に釈迦を見ながらの登下降はいい。ハライド登山口に着くと堰堤工事中ですぐに見覚えのある車道に出た。山荘へは楽々下山。
 すぐに宴会の準備を開始。降雨にはブルーシートを設営。屋外の洗い場では私は自然薯の泥を洗う、魚料理の得意なIさんは鯛の調理にと忙しい。屋内では薪ストーブに火を起す。野菜を切り、お湯を沸かしとてんやわんや。山のような食材を段取りできて準備万端、鍋を囲んで宴会を開始。遅くにW会長も合流、再び乾杯の宴。
 12/12はストーブが暑くて眠れなかった2階の苦情にびっくり。外は寒いのに。吹き抜けの2回はストーブの熱が溜まり易いのだろう。夕べの残り物にうどんを放り込んでこれまた食欲もりもりと平らげた。
 片付け後解散。次の予定に向かう人と別れて釈迦ヶ岳に向かった。この中尾根道も以前より整備されて乗越しが楽になった。以前は沢へ急降下させられていたがトラバース道が開削されて林道へ楽に着いた。そこから左折庵座谷、右折中尾根と分岐する。まず中尾根を登る。松尾尾根への急で険しい登山道を登る。釈迦の最高点から三角点へ。
 三角点からは岩ヶ峰を目指す。八風峠に向かう稜線を下る。地形図をにらみ、見当を付けた尾根の張り出しを検分する。赤いテープが巻きつけた辺りを見下ろすと虎ロープが降りているのでここだと判断。断層のズレ特有の急斜面を急降下した。一旦池のある鞍部に下って登り返すと岩ヶ峰山頂だった。
 これが本来の山頂だよなー、と何もない山頂への郷愁にも似た思いを吐露。再び昼食をとって県境稜線へ登り返した。下山は庵座谷を選んだ。ここも急に次ぐ急な道だ。新しく整備が行き届いた山道を辿る。古い道だが災害で何度も崩壊を繰り返したであろう。再びしっかりした登山道を歩ける喜びを感じる。
 庵座大滝で少し遊ぶ。そしてロープも新しく付け替えられて安全になった。谷と並行すると新しい堰堤だ。昨年は工事中だったが完成を期に再度整備されて右岸の車道に出た。下ると朝の道に合流した。
 乗り越してすぐ山荘に戻った。実は山荘の裏手を通過していたのだ。ここで単独で帰るW会長と別れた。

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