国勢調査のお仕事開始2010年09月21日

 昨日夕方からは敬老の日の行事が終わったと思ったら地域のパトロールに出かけた。徒歩で一区画を夜回りする。いまはびっしり住宅が立て込んでいることを嘆くでもないが古くから住んでいる人は雑木林で鶫がとれたし、炊き込みご飯にすると旨かったとか昔話を聞いた。要するに冬の鶫は油がのって旨いものだったのだろう。当時でも霞網は禁じられていたから釣り針で仕掛けたそうだ。
 道々そんな話を聞きながら現在の地形の改変の変わりように驚かれた。約1時間で一周したが秋口とはいえうっすら汗をかく。コミセンに戻るともう暗かった。
 そんな世間話に国勢調査の話もあってビラを配布し終わったということで当方も今朝からとりかかった。説明会で聞いたことはもう忘れてしまった。また一から説明を読むがよく理解できない。マンションでは一世帯に別名で住むひともいるから事実上の2世帯になる。そんなこまごましたことを電話で解決しながら書き込んで行った。そしてもう一度各戸を回って表札のある世帯をチエックした。すると4年前の名簿とはもう入れ替わっていたりして変化があったことがわかる。
 いまの時代は個人情報の保護のやかましいことになって郵送になった。隣の事情が筒抜けになった昔はもうない。その象徴がこの夏騒がしかった戸籍上の高齢者の生存であった。死亡届を出すか、出さないかで家族がサボると全国的には大騒ぎの元になってしまった。
 大変な時代である。