福寿草遺産といふは蔵書のみ2010年02月12日

虚子五句集から。昭和15年。
福寿草はめでたいので新年の季語となっている。しかし、山野に自生するのは今頃の季節から開花し始める。採り上げた俳句は鉢植えである。
 書斎で書を読むのに飽きたか疲れたか。膨大な蔵書を見渡してこれが遺産と嘆息した気分がうかがえる。読書家でもあったから折々多くの本が購入され、受贈もあり、増えていく一方であったと思う。

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