大須観音2010年01月04日

 午前は俳句雑誌の原稿を仕上げて送信。午後レンタルDVDの返却のため外出。ポストに年賀状若干あり。島根、京都、太田市など思わぬ人から来信。外出ついでに大須観音まで足を伸ばす。
 世間では仕事始めの日であるが大須のアーケード街ではやや大目の人出と感じた。大須観音様も行列が出来ている。まだ正月である。折角なので並んで参拝を済ます。コーヒーとカレーを食す。
 米兵で中国製のセイコー5を購入。最近まで修理と清掃を続けながら愛用していた自動巻きの腕時計が壊れたので更新。一時、正確なクオーツにしていたが電池交換が面倒で突然切れるので廃棄し自動巻きを復活したものだった。通販で10000円のものがここでは8000円未満。
 その後栄に徒歩で行く。丸栄地下の蕎麦屋に入ると「Nさん!」とびっくり顔の女性店員の声。昔懐かしいOさんの奥さんだった。娘さんが12,3歳の頃よく山に連れて行ってあげた。それが今や30歳超で昨年結婚し、もうすぐに出産という。四方山話と年始のあいさつもそこそこにして辛味大根おろし蕎麦を注文。余り辛味は利いてない。
 丸善に寄り本を物色するが買いたくなる本はなし。また徒歩で上前津へ戻り帰宅。乾燥した空気と一級の寒気のせいで空咳がひどい。年賀状の返信を認める。
 投函のついでにまたレンタルDVDを借りる。夜は「旭山動物園物語-ペンギンが空を飛ぶ」の新作映画(2009年2月公開角川映画)を鑑賞。かつて正月休みに立ち寄ったことを思い出した。廃園も検討されていた日本最北の動物園が上野を抜いて日本一になった物語。監督はマキノ雅彦とあるが実は津川雅彦。彼は映画一家のエリートなんだな。数十年前の凛々しい美男俳優も今じゃ大御所的存在。弟の長門裕之も出演。主演は西田敏行。とにかく困難を打開する過程で真剣な中に可笑し味があるのは西田のキャラか。笑わせて泣かせていい映画でした。
    4日まだ賑わう大須観音さま
    初鳩を眺めつ順を待ちにけり
    買初は身の丈にあう腕時計
    夫(つま)の地に嘆くコメント年賀状
    咳辛し無間地獄のごと続く