飛騨山岳会『ふるさとの山 飛騨百山』届く2009年08月25日

 発刊は平成20年8月30日。自費出版であろうか。1年近く経つというのにマスコミで採り上げられることもない。まして名古屋市内の店頭では見かけない。日本山岳会に次いで古い歴史をもつ飛騨山岳会は昨年で創立百周年という。その記念出版というわけだ。しかし、出るべくして出た本である。
 標高の高低差が大きく、名山の多さ、これだけの山座を抱えて今まで文献が極端に少なかった。酒井昭市『飛騨の山』くらいしか記憶にない。『ぎふ百山』の正続に収録された山座を見ても100座では足らないはず。
 目次を読むと未踏の山が若干はある。白谷山、アカンダナ山、安房山、キラズ山、ソンボ山、丸山、漆山岳、唐堀山、高山、本堂山、福地山、あゆみ山、輝山、滝ヶ洞山、髭多山、六方山、原山、城山、鍋山、高鳥屋山とまあ20座はある。2乃至3を除けば食指を動かす山はない。無名の山の方が圧倒的に多いのだ。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
日本で一番美しい山は?
ヒント:芙蓉峰の別名があります。

コメント:

トラックバック