高尾山と筑波山吟詠 ― 2008年12月11日
毛布掛けうつらうつらと夜行バス
バスを出る冬あかつきの新宿駅
冬晴れの武蔵野を行く京王線
富士白く武蔵野の野の西の果て
ハイカーのまばらな高尾口寒し
山道に散り敷く紅葉踏みて行く
喘ぎつつ登れば鈍き実むらさき
ランナーが枯木の道を走りけり
貴人(あてびと)と過ごす今宵や年忘れ
神の留守とて登拝の道を行く
筑波嶺の男女の山眠る
冬うらら筑波のがまの油売り
リンゴ噛む音して甘さ広がれリ
豚汁のおいしき日なり冬日和
冬日浴び負われし人を待ちて撮る
バスを出る冬あかつきの新宿駅
冬晴れの武蔵野を行く京王線
富士白く武蔵野の野の西の果て
ハイカーのまばらな高尾口寒し
山道に散り敷く紅葉踏みて行く
喘ぎつつ登れば鈍き実むらさき
ランナーが枯木の道を走りけり
貴人(あてびと)と過ごす今宵や年忘れ
神の留守とて登拝の道を行く
筑波嶺の男女の山眠る
冬うらら筑波のがまの油売り
リンゴ噛む音して甘さ広がれリ
豚汁のおいしき日なり冬日和
冬日浴び負われし人を待ちて撮る
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