東京散歩2008年02月12日

 2/8夜11時、名古屋駅西口から夜行バスで東京へ行く。
 2/9朝5時30分過ぎ、新宿駅前に到着。まだ暗い。近くのマックでコーヒーなど飲み夜明けまで時間をつぶす。マック内は若い人で一杯。座る席も中々空かない。
 空が白み始めた。JR新宿駅に行き山手線に乗る。早朝にもかかわらず乗客が多い。品川駅で下車。久々の品川駅頭に立つ。目的地は赤穂浪士の墓のある泉岳寺である。テクテク歩くが散歩する都民は誰もいない。こんな朝早くからしかも街中を歩かないだろう。地下鉄泉岳寺駅から坂道を登る。昔の道の面影はないが伊皿子坂という。
 大石内蔵助の銅像の建つ泉岳寺の山門の脇を抜けると境内である。赤穂浪士の墓地は左手にあった。紅白の梅の花が咲いている。さすがに2月の趣であるが雪も少し残っていた。石段を登ると門を潜り、更に小高く石で囲まれた墓地であった。浅野家の墓地は当然別格の扱い。切腹させられた主人浅野長矩は奥まった所。夫人の阿久里(未亡人となってからは瑤泉院)は入口に近い所に位置している。これは意味があると思うが分からない。多分彼らより13年後の46歳で死去した関係でぽつんと離れて葬られたからであろう。線香や活け花が今も絶えないのは単なる歴史を越えた心情がある。
 泉岳寺を辞してからは伊皿子坂を歩いて越えた。聖坂を過ぎてそのまま行くと三田に着く。三田は慶応義塾大学の地。地名から来た三田文学は1910年発行の学内の文芸雑誌として有名。創刊は永井荷風という。ここにも永井荷風は生きていたのか。
 三田のコーヒー屋で休憩。1杯170円也。東京でも価格破壊があるのだ。味気ない町の中を歩くと忽然と現れたのは東京タワーである。2011年開始の地デジのため役割を終える日が近づく。墨田区に新しい第二東京タワーの計画もある。
 芝公園の一角を抜けて新橋駅まで歩いた。JRに乗って亀戸駅で降りる。明治通りに沿って江東区砂町まで歩く。砂町銀座なる商店街は露天ながらびっしりと小さな商店が並ぶ。毎日がお祭りのような賑わいである。砂町図書館に着いた。2Fの石田波郷記念館を見学した。砂町は波郷が実際に住んだ町であった。
 明治通りに戻ってバスで門前仲町に行く。そこから小津橋を経て古石場文化センターに行く。ほぼ12時30分。受付を済ます。13時から山田洋次監督の講演会。特に記することもなし。小津の映画「東京物語」を鑑賞。今日までにチケットが完売の盛況であった。山田監督と小津監督では目指す作品世界が違う。小津さんが至高の芸術なのに山田さんは大衆的な娯楽性の追及であったから。小津、溝口、黒澤は飛びぬけている。男はつらいよシリーズが48本も続いたからといってどんな意味があろうか。
 鑑賞後は総会。後は懇親会で屋形舟に乗船し宴会。東京港の奥にでるも夜で分からないし雪が降っている。時々揺れる。散会後東京駅へ。最終の名古屋行きひかりに間にあった。名古屋も大雪であった。

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